山本光学で働く3年目の社員がSWANSの歴史を紐解いていくブログ。
いよいよ最終章です。
これまで当社やブランドの歴史を辿ってきましたが、今回はその長い歴史を経た今のSWANS・山本光学についてお話をしていこうと思います。
光をコントロールする技術の活用
特定の色を強調したり抑えたりするレンズ技術は、元々は当社の産業安全保護具部門ブランド「YAMAMOTO」で使われている技術でした。
レーザー光線を発する機械を使って働く人が眼を守るために着用する「レーザー保護メガネ」に使われていたのが、「特定の光線をカットし見たい色を見やすくする」技術です。
レンズ作りはカレー作り?
レンズ作りはカレー作りに例えることがあります。
様々なスパイスを調合して味を作り出すように、光の波長(色)をコントロールする材料の種類・分量を細かく組み合わせることで、見たいものがよりはっきりと見える視界を作り出します。
「赤色と黄色はよく見えるようにしたいけど、他の色は抑えて欲しい」といったような要望もこのレンズ技術で叶えられるのです。
「ULTRA LENS」の誕生
この「光をコントロールする技術」から生まれたのが、高視認性レンズ「ULTRA LENS」です。
「ULTRA LENS」を皮切りに、従来の「眩しさを抑えるサングラス」から「裸眼以上のパフォーマンスを発揮できるアイウェア」を提供するブランドとして確立していきます。
「眼を護る」2つのモノづくり
YAMAMOTOで得た技術をSWANSに。SWANSで得たフィット感やデザイン性をYAMAMOTOに。
産業安全保護具とレジャー用品で全く違う分野のように見えますが、どちらも「眼を護る」ものです。
同じ会社の中で双方の知見をクロスオーバーさせながら、日々製品・サービスの開発を行っています。
さて、全5回にわたり、SWANSの歴史を簡単にお話しさせてもらいました。
「この商品使ってた~懐かしい!」「もっとこの話詳しく知りたい!」という方もいらっしゃると思います。
さらに掘り下げたディープなお話は今後のブログでご紹介できればと考えておりますので、乞うご期待!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
山本光学・SWANSを少しでも身近に感じていただけていたら幸いです。
今後の更新もお楽しみに!