スノーゴーグルの選び方

スキー・スノーボードのゴーグルってどうやって選べば良い?

「バックカントリー用のおすすめゴーグルはどれ?」「ゴンドラに乗っても曇りにくいゴーグルはある?」
このようなゴーグルの選び方にお悩みを持つスキーヤー&スノーボーダーのお客様からご質問をいただくことがあります。
一口にスノーゴーグルと言ってもその形状や機能は様々…
本記事では以下の3つのシーンごとに、スノーゴーグルの選び方とおすすめのモデルをご紹介します。

・レーシング
・バックカントリー
・ゲレンデスキー・スノーボード

・レーシング

レーシングシーンで使用するゴーグルは以下の4つのポイントを軸に選択することをおすすめします。
・広い視界
・正確な情報を得るゆがみの少なく鮮明な視界
・レンズに傷がつきにくい形状
・高いフィット性のある形状


・広い視界

レーシングシーンでは高速の滑走となるため、雪面の状況は広い視界で確保したいものです。レンズ下側が丸みを帯びた形状であれば足元の視界が広くなります。また、レンズ・フレームともに厚みが薄いと眼との距離が近くなるため、全体の視界が広くなります。

・高いフィット性のある形状

高速の滑走の中瞬時の判断が求められるレーシングシーン。ゴーグルを装着した状態で顔当たりに違和感があると集中しにくくなります。お顔に合わせてフィットするような柔軟なレンズ、フレーム、顔当たりフォームのゴーグルがおすすめです。

・レンズに傷がつきにくい形状

種目によってはポールとの接触があるレーシングシーン。フレームがレンズよりも出っ張った構造のゴーグルは、フレームとレンズの高さが同じゴーグルと比較して、レンズ面に傷が付きにくくなっています。また、球面レンズよりも平面レンズの方がフレームよりレンズが前に張り出さないため、こちらもレンズ面に傷が付きにくい形状となります。フレームはレンズよりも高さがあり、レンズ形状は平面のゴーグルがおすすめです。

レーシングおすすめモデル

FZ 911

・FZ 911

レンズがやわらかく、顔に沿ってぴったりフィット。
レンズ下面が丸い形状で足元の視界も見えやすい。
傷に強いフレーム・レンズ形状。
ゆがみが少ない&鮮明な視界。

※24-25モデルの商品ページは2024年秋頃公開予定


FZ 619

・FZ 619

レンズがやわらかく、顔に沿ってぴったりフィット。
レンズ下面が丸みを帯びた形状で足元の視界も見えやすい。
傷に強いフレーム・レンズ形状。
ゆがみが少ない&鮮明な視界。

※24-25モデルの商品ページは2024年秋頃公開予定


・バックカントリー

バックカントリーで使用するゴーグルは以下の2つのポイントを軸に選択することをおすすめします。
・高い換気性能
・簡単に交換できるレンズ


・高い換気性能

バックカントリーではゲレンデと比較して標高の高い場所で滑走することがしばしばあり、またその途中まではゴンドラに搭乗することもあります。高い標高による低い気温環境や、ゴンドラ内と外気温との温度差等、バックカントリーではレンズのくもりが発生しやすくなります。換気を行いゴーグル内部の空気を新鮮なものと入れ替えることで、くもりの対策を行うことができるため、換気性能が高いゴーグルがおすすめです。

・簡単に交換できるレンズ

雪山では急な天候の変化にも対応しなければなりません。晴天用のレンズでは降雪の環境下で視界が暗くなってしまい、逆に降雪を想定したレンズでは晴天時に眩しく感じてしまいます。レンズ交換が簡単に行うことができるゴーグルであれば、急に天候が変化した場合でも最適なレンズを装着し、快適にスキー・スノーボードを楽しむことができます。

バックカントリーおすすめモデル

・OUTBACK

換気ができるA-BLOW SYSTEM搭載。
簡単にレンズ交換可能。
眼鏡との併用可能なフレームサイズ。
ゆがみの少ない視界の平面レンズ。


・RIDGELINE

換気ができるA-BLOW SYSTEM搭載。
簡単にレンズ交換可能。
眼鏡との併用可能なフレームサイズ。
広範囲なパノラマ視界の球面レンズ。


・[ROV]O

換気ができるA-BLOW SYSTEM搭載。
簡単にレンズ交換可能。
広範囲なパノラマ視界の球面レンズ。


・ゲレンデスキー・スノーボード

スキー場のゲレンデを滑走する基礎スキー(レジャースキー)やスノーボードでは先に紹介したレーシングモデルやバックカントリー用ゴーグルではオーバースペックな場合があります。
もちろん高い換気性能をお求めの場合はバックカントリー用のゴーグルでご紹介したA-BLOW SYSTEM搭載モデルがおすすめです。
しかし、そこまでの高い性能を求めてはいない中で他にどのようなポイントでゴーグルを選べばよいかわからないという方向けに、以下の3つのポイントを軸にゴーグルの選び方をご紹介します。
・くもりにくい形状
・眼鏡をかけたままかけられる構造
・ヘルメットとのフィット性


・くもりにくい形状

バックカントリーにおすすめの機能でご紹介した換気機能はなくとも、くもりにくいゴーグルを選ぶことでより快適にスキー・スノーボードを楽しむことができます。内容積の大きいゴーグルはくもりにくくなっているため、くもりにくさを重視する際にはおすすめです。

・眼鏡をかけたままかけられる構造

スノーゴーグルに必須の機能ではありませんが、普段眼鏡をかける方にはおすすめの機能です。似た見た目の中から何を基準にゴーグルを選べばよいか迷った際は、眼鏡をかける方は眼鏡と併用可能なゴーグルを判断基準の1つとすることはおすすめです。

・ヘルメットとのフィット性

安全にスキー・スノーボードを楽しむ際に欠かせないアイテムがヘルメットですが、ゴーグルとの相性が悪くフィット感が低下してしまうものもあります。ヘルメットとの相性が良いゴーグルをお探しの方におすすめしたいものがアウトリガーゴーグルです。本体の外側からベルトが伸びるような構造となり、ベルトとヘルメットとの干渉を減らします。ベルトとヘルメットとの干渉を減らすことで、ゴーグルのフィット感も向上します。

ゲレンデスキー・スノーボードおすすめモデル

・RACAN

眼鏡との併用可能なフレームサイズ。
ゆがみの少ない視界の平面レンズ。


・200-MDHS

左右の視界が広い球面レンズ。
眼鏡との併用可能なフレームサイズ。


・180-MDH

ゆがみの少ない視界の平面レンズ。
眼鏡との併用可能なフレームサイズ。


・060-MDHS

ヘルメットにフィットするアウトリガーゴーグル。





PAGETOP