本ページの掲載内容は『サッカークリニック』誌 2024年3月号記事を再編集したものです。
『SWANSアイガード』は幅広いボールスポーツに対応する度付きレンズ対応スポーツゴーグル。
プロサッカーチーム・アビスパ福岡でゴールキーパーとして活躍、眼のケガを負った杉山力裕氏に眼の保護の観点から、『SWANSアイガード』着用のさまざまな利点を聞いた。
杉山力裕氏
杉山 力裕(すぎやま りきひろ)
1987年5月1日生まれ。静岡県出身。
麻機サッカースポーツ少年団(静岡)→キューズFC(静岡)→静岡学園高→川崎フロンターレ→清水エスパルス→アビスパ福岡でゴールキーパーとして活躍。
現役引退後は強化部スカウトとして将来アビスパ福岡を背負って立つ選手を発掘する。
試合中のケガで目に後遺症
私は2022年にアビスパ福岡で現役を退きましたが、その5年前の2017年に目にケガを負いました。試合中に相手のシュートが顔面に当たり、前房出血と虹彩根部離断という診断を受けました。
虹彩根部離断を簡単に説明すると、茶目の部分が衝撃によって切れてそこから出血して、茶目がいびつな形になるというもの。手術は受けたのですが完全には治らず、視力低下のほかにナイター時の照明や太陽光が人よりまぶしく感じてしまう症状が残りました。手術を受けて一か月ほどで復帰しましたが、その後のプレーに少なからず影響が出たことは確かです。
そのケガを負ったことで、人より緑内障、白内障になる確率が高くなってしまったので、今も紫外線の多い日に外で活動する時にはスワンズのサングラスを着用しています。軽いしクリアな視界で見られるので良い商品です。
プレー中に取れる、あるいはズレたりする煩わしさが無いし、着けていても視界が広い(杉山力裕)
GUARDIAN GDS-001
子どもに話を聞いて、アイガードの良さを実感
今アビスパ福岡の強化部でスカウトの仕事を担当するようになってからも、現役時代のそういう経験があるので、プレーヤーの眼の保護に関してものすごく意識するようになりました。子どもたちに関しては特にです。プロになる、ならないは別として、サッカーというスポーツを生涯楽しんでもらうためにも防ぐことができるケガはなるべくしてほしくない。沿いう言うことを意識しているからでもあるのでしょう、サッカースクールの指導やチームの視察をするときにあることに気づきました。スワンズの『アイガード』を着用してプレーしている子どもが多いんですよね。
5㎏の鉄球を落としても割れない『ペトロイドレンズ』
僕は『アイガード』を着用した経験がないので、子どもたちにいろいろと話を聞いたことがあります。ひょっとしたらプレーしづらいんじゃないかと思って。すると「しずらさはまったくありません。『アイガード』をつけることで顔にボールや相手選手の手が当たることへの怖さもなくて、思い切ってプレーできます」と。またある子どもは「僕は眼が悪いので、この『アイガード』は度付きなんです」と。『アイガード』のレンズはポリカーボネートという割れづらい材質でできているのに度付き加工ができるんですよね。
視力矯正が必要な子どもにも思い切りサッカーをプレーしてほしい。
子どもたちを指導する杉山氏
近年は子どもの眼鏡の着用率が上がっているように感じますが、サッカーをするときは普通の眼鏡ではやはり危ない気がします。ボールが当たった衝撃でレンズが割れる、眼鏡自体も壊れる可能性があり、そのためにサッカーをプレーすることをあきらめる子どもも多いと聞きます。でもクッション性も高い『アイガード』があれば、本人はもちろん、大人も安心して子どもにプレーさせることができますね。
もちろんコンタクトレンズをつけてプレーする子どももいますが、プレー中に取れる、あるいはズレたりする煩わしさが無いし、つけていても視界が広いし『アイガード』の方がいい、という声も聞きました。バンドも取り外し可能で選択可能、清潔感も保てるようです。
ベルトでしっかりと着用できるためズレの心配もない
眼の保護という面でも大事ですが、特に低学年の子どもには、ボールが顔にあたることの恐怖心が少なからずあり、それによってサッカーを楽しめない、あるいは思い切ったプレーができない状況が起こり得るもので、それを回避するために『アイガード』をつけてみるのも一つの手だと思います。